夫の退院報告と励み
2015/12/23
夫の退院日、翌日と幸い私のバイトはお休みでした。
それを利用して、夫と共に夫の会社に挨拶に行って来ました。
散歩とリハビリを兼ねて、2人で川沿いを遠回りして歩きました。
気持ちは良かったのですが、案外夫の会社は遠く、着く頃には汗が流れ、足が痛くなっていました。
退院報告。
受け付けで夫の上司を呼んでもらい、手土産を渡して事情を改めて話しました。
夫の上司は夫の補装具に驚きながらも、温かい言葉をかけて下さったので安心しました。
夫が作っていたお寿司を奮発して買い、会社を後にしました。
2人共足が痛く、帰り道は近道を使いました。
帰宅してお寿司を食べ、少し休んでから今度は私のバイト先に行きました。
私のバイト先の方々も、夫の事をとても心配してくれていたからです。
補装具姿の夫を会わせると、1人の方は涙を流して喜んで下さいました。
夫の笑顔をまた見れた事、夫が怪我をした事により、また私が精神的に参ってしまうのではないかととても心配して下さっていた様です。
その有り難さに、私も涙が流れそうでした。
これからも大変だろうけど頑張ってね、とまた温かい言葉を頂き、レジを担当していた若い女の子にも、お大事にして下さいと、温かい言葉を貰いました。
家に帰り着替えると、足には血豆が出来ていました。膝から下は、筋肉痛です。
リハビリにしては歩き過ぎたね、今日はぐっすり眠れそうだね、などと夫と言いました。
入院中のたくさんの励み。
夫が入院して、私がバイト等でお見舞いに行けない時は、夫の沢山の友人がお見舞いに来て下さった様です。
主に自転車仲間の方々、皆夫の補装具姿に驚きを隠せなかった様です。
実際夫が転倒時に被っていたヘルメットは、バキバキに壊れています。
首を骨折したのに、神経を損傷しなかったのは本当に不幸中の幸いです。
夫の自転車仲間の方々の中でも、私の病気を知っている方は、私の事をとても心配して下さっていた様です。
私も夫が入院して3日間位はうつ状態に陥りましたが、何とか抜け出す事が出来ました。
それも、周りの方々のお陰です。
話しかけて下さり、話す事で、私は随分と救われました。
こうしてブログを書き、読んで下さっている方々も、私には大きな励みとなっています。
本当にありがとうございます。
夫が不在な時間を乗り切れたのも、周りの方々の存在があっての事だと思っています。
たわいない会話であっても、人の温かみで救われるのだなと、身に染みて感じました。
私は決して1人ではない、そう思う事で私はまた一つ試練を乗り越えられた気がします。