カード破産と償い、一生の後悔

   

私がうつ病にかかった頃の話です。
私は精神科への入院を経て、一度復職しましたが結局退職しました。

その後は、仕事もせず(仕事が出来る状態ではありませんでしたが)、一人暮らしを続けられていた訳…
それは、うつ病を発症する前に他界した実父が資産家だったからです。

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そして、カード破産へ。

実父は癌で他界しましたが、資産は一人娘である私に全額遺す、と言うのが遺言でした。

まだ正式に離婚していない母親が居ましたが、私は知り合いに弁護士を紹介してもらい、法的な手続きをとり実父の遺産を全て相続したのです。
それは、うつ病で無職ながらも経済的には暫く十分余裕で暮らして行ける位の額でした。

私はそれを良い事に、節約等せず、欲しい物を次々と買っていました。
夫と出会ったのもその頃です。
しかし、働きもせずお金を遣えば、必ず限界はやって来ます。
私は実父の遺産を僅か2年程で遣い切り、カード破産への道を歩んで行く事となって行きます。

あの時もっと有り難みを持って計画的にお金を遣っていればと、そんな後悔をしても今となっては後の祭りです。
お金は人を変えてしまうのですね…身を持って体験しました。

とうとう、債務整理をする事になりました。

我が家は、一時は家賃どころか、私の精神科への通院費や、電車賃も払えない時がありました。
そんな時、父が自転車事故に遭い入院する事になってしまいました。

私は以前父から「俺に何かあった時の為に」と、父の金庫の鍵を預かっていました。
父の入院費等は我が家からは当然払う事は出来ません。
父も、もう自身でお金を管理する事は出来ないと医師からも告げられました。
私は父の家に出向き、金庫を開けてみました。

するとそこには、満期の定期預金の証書が二つと、現金が入っていました…
良かった、これで父の入院費や、これからの出費もまかなえる…そう思い、銀行で手続きをし、父のお金を全て私の銀行口座にうつしました。

でも、間違いでした。
父が残してくれていたそのお金を、私は自分達の為に遣い始めてしまったのです。

勿論、父の入院費や施設代にも充てましたが…それでも余裕があった為に、日々の生活費や服飾代にお金は消えて行きました。
大切なお金を使い込んでしまったのです。

酷い娘だと思います。
同時に、何てお金にだらしないのだろうとも…。

 icon-check-square-o 償えるものなら償いたいです。

実父に始まって、父のお金さえも無駄に遣ってしまったのです。
今となっては、後悔と罪悪感しかありません。
父を可哀想な最期に向かわせてしまった、そんな気持ちもあります。

自分たちがカード破産してしまった申し訳なさ、ふがいなさ、後悔に加えて、遺してくれたお金も散財してしまったこの償いは、私が一生をかけてして行かなければならないと思っています。

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